臨床検査技師に向き、不向きのタイプ。生理機能検査と検体検査について。

 

生理機能検査に向いている人は、はコミュニケーション能力もある人。

 

世の中には様々なタイプの人がいます。細かい作業が得意な人、こつこつと作業をするのが好きな人、人と接するのが好きな人や、反対に苦手に思ってしまう方もなかにはいるかと思います。

 

臨床検査技師は患者様を相手に検査を行う生理機能検査と患者様から採取された血液サンプルなどを検査する検体検査に大別されます。

 

生理機能検査は主に心電図検査や腹部・心臓超音波検査、肺機能検査など人と接して仕事を行います。ただ、黙々と検査を行うのではなく、日頃の体の状態や症状、発症時期、既往歴など聞き出し、過去の病気を参考にしながら検査を進めていきます。

 

また現在の体調や具合の悪い箇所はないかなど聞き出し、緊急性があると思われる場合は、医師や看護師などと連絡を取り合い処置を行うことがあります。

 

その他、大学病院や総合病院など検査待ちで混み合う待合室などで体調が悪そうな人はいないかなど患者様の様子を確認して体調の悪い人がいれば臨機応変に対応するなど患者様に対しての心遣いが重要になります。

 

更に患者様だけではなく、付き添いで訪れた家族の方などに対しても丁寧に対応することを忘れてはないりません。

 

そのため人と接するのが苦手という方の場合、生理検査室での仕事が苦痛に感じられたり、黙々と検査を行うだけの検査技師になってしまう可能性があります。

 

以上のようなことから生理検査室での臨床検査技師は知らない人とでもスムーズにコミュニケーションが取れる人が向いていると言えます。

 

 

検体検査に向いている人は、コツコツと仕事をする能力がある人。

 

その反面、検体検査は患者様と直接関わる機会が少ないため、人と接っするのが苦手という方に比較的最適の検査部門と言えます。

 

患者様に接することはほとんどありませんが、検査データーを提出するにあたり、検査データーで異常値が出た場合、緊急性があればすぐに報告をする必要があるため医師や看護師などと連絡を取り合うためのコミュニケーションスキルは必要になります。

 

また検体検査は血液や尿のサンプルの分注など細かい作業が入ってくるので、正確に分注できる能力も求められます。

 

分注量や希釈量が異なると検査データーが大幅に変わり、正常にも関わらず異常値に出てしまう可能性もあります。

 

医師は検査値により治療方針や薬剤の量などを決定するため、正確性やこつこつと物事をこなす能力が求められる現場です。そのためいい加減な分量で分注したり中途半端な人、飽きやすい人には不向きな仕事と言えます。

 

ここでは検査技師に向き不向きの人について説明しましたが、生理機能検査も検体検査もどちらも必要最低限のコミュニケーション能力は求められます。

 

また医師や看護師など検査結果についてのアドバイスなども必要になるので常に最新の医療情報を勉強するなど勉強が苦痛にならない人に最適な職業と言えます。」

 

(管理人からコメント)
臨床検査技師といっても、いろいろな検査の形があり、それぞれの仕事に向いている人、向いていない人というのがあることが分かります。
臨床検査技師になろうと考えた人のなかには、他人と話すのが苦手など、コミュニケーション能力に自信がないからといった志望理由もあるようです。

 

しかし、患者様に接する機会が少ないとしても、医師や看護師との、やりとりを円滑に行う能力は必要とされますよね。
いずれにしろ、連絡や報告を的確に行うなど、最低限のコミュニケーション能力があるほうがいいということなんでしょう。

 

お笑い芸人みたいに、人を楽しませるというような、いわゆるコミュ力高いっていうレベルを求められるわけではないですよね。
ですので、学校で学んだり、実際に仕事をしていると、必要最低限のコミュニケーション能力は身に付いてくるのではないでしょうか。

 

ただ、自分に、こういう能力を上げようとする努力をしたくない、するつもりがないとなると、「向いてない人」になってしまう可能性はあるでしょう。
自分の努力しだいという面もあるのではないでしょうか。

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