検体部門・研究所・がんセンターで働き、採血業務もしました。

 

初めて担当した仕事は検体部門でした。

 

私は、3年間の専門学校を卒業後、地元の病院に勤務しました。その理由は、実家に一番近くて臨床実習を行ったところだったからです。

 

でも、求人倍率は結構高かったので、合格と言われた時は本当に舞い上がってしまいました。

 

病院に入って初めて担当した仕事は、検体部門と言って血液や尿などの各種検査を行う部署です。

 

現在、それらはかなりの種類が機械で自動測定されています。そのため、検体検査では機器の精度管理とデータチェックの仕事が大切です。

 

検査科の仕事は、この他に生理部門と言って心電図、超音波、呼吸機能検査など患者さんの体に触れながら行う検査があります。

 

これらの検査では実際に患者さんの協力を得ながら行うため、コミュニケーション技術が大切です。

 

また、細菌、病理などの検査があり、解剖の際に医師の補助をすることもあります。細菌や病理検査では検査の知識だけではなく、関連する病気の知識も重要です。

 

これらの部門の一部は専門化され、それぞれ認定制度があります。

 

 

夫の異動で研究所や、がんセンターで働き、病院では採血業務を行いました。

 

私は、その病院に20年余り勤めていましたが、夫の転勤に伴い首都圏に移り住みました。その後、ある研究所で勤め始めました。

 

そこでは、化学物質の測定を行っており、私は実験の補助やデータ管理などを行っていました。学会発表や論文を書くこともそこで指導していただきました。

 

その後、がんセンターや大きな病院で採血業務をしました。

 

最近は患者さんの採血を看護師ではなく検査技師が行う施設も多くなってきました。その際、患者さんとのコミュニケーション技術や急変時の対応などの知識が必要です。

 

患者さんに「あなたは採血が上手ですね。」「また、今度頼むね。」と言われるとその日はとてもハッピーな気持ちになります。

 

 

大学や研究所という職場があり、専門認定という道もある。

 

その後、再度夫の異動により、現在は地方の医師会健診センターで各事業所へ出向いて健常者の心電図測定を行い、地域医療に貢献しています。

 

このように、これまで自分が検査技師として経験してきたことをまとめると、検査技師は各種の機器を取り扱うため、病院だけではなく大学や研究所などで仕事もできますし、採血業務という新たなニーズもあります。

 

その上で、専門的な知識と技術を備えた専門認定という道もあります。認定資格というのですね。

 

「どんな人が検査技師に向いているか?」と言われるとやはり正確に仕事ができて生涯学習を怠らず、誠実に対応できる人ではないかと思います。

 

近い将来、医師や看護師らに頼りにされる検査技師がたくさん医療現場で働いていることでしょう。

 

(管理人からコメント)
体験談、ありがとうございました。
夫の異動で、度々、職場を変えておられるようで、新しい職場に入り慣れるために、苦労されたのかなと思います。
各地を転々とする生活でも、臨床検査技師の資格があり、仕事の経験を積み、実績があるため、おそらく、そこまで職探しが大変だったというわけではなかったのかもしれないですね。

 

臨床検査技師になっていなければ、もしかしたらスーパーのレジ担当など、いかにもパートっていうような仕事をされていたのかもしれないですよね。
レジ打ちの仕事も、りっぱな業務です。
しかし、臨床検査技師として働くほうが、お給料がいいのは想像できます。

 

お寄せいただいた体験談を読んでいると、臨床検査技師には、いろいろな仕事があるのだなということが分かります。
また、職場の種類も多くあるようですね。
あと、生涯学習を怠らないというのは、臨床検査技師として働いていくうえで、大事なことでしょう。

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